今回は、私が毎年愛用している「ypad」についてご紹介したいと思います。
特に今年は、KaggleやSIGNATEなどのデータ分析コンペでのスケジュール管理にとても役に立ったので具体例を交えながら記載したいと思います。
KaggleやSIGNATEなどのデータ分析コンペに参加する際に、記録については、fkubotaさんの「Kaggle日記という戦い方」を参考にさせていただきながら、デジタルで管理しているのですが、スケジュールについては、パッと開いて俯瞰的に眺めたいため以下の「ypad」というノートを使いアナログで管理しています。
では、具体的にどのように私がどのように利用しているかご紹介いたします。
あくまでも私の個人的な使い方なので、工夫次第でいろいろな使い方ができると思いますが、ご参考にしていただければと思います。
1.全体構成
「ypad」は、ipadとほぼ同じサイズの186mm×241mmの大きさのスケジュール管理用ノートになります。
見開きで2週間分のスケジュールが管理できて、1冊で1年と2週間分のページ数があります。
ページの種類は3種類あります。
見開きの左のページは、1日のスケジュールを管理するページになります。
日付は記入式なので、いつからでも開始することができます。
見開きの左ページは、タスク毎に2週間分の予定を管理できます。
プロジェクトマネジメントでいうところの、WBSのようなものを作れます。
2週間の見開きのページの裏はフリーページになります。
番号が振られているので、管理がしやすくなっています。
2.右ページの使い方①(目標設定)
まず、右ページの使い方です。
右上の日付欄に2週間の日付を記載して、その左側のフリースペースに、その2週間の目標を記載します。
私は、縦に10目盛りあるので、2目盛り1目標で5つの目標を立てるようにしています。フリースペースは、結構広いので、達成できた場合はどんどん追加します。
スペースが空いていると埋めたくなる性分なので、追加しすぎて達成できないときも多々ありますが・・・。
3.左ページの使い方
左ページは、各コンペサイトごとに自分が興味をもったコンペを締め切りとともに記載しておきます。
参加するかしないかは別として、興味が湧いたコンペは記載するようにしています。
こうすることで、空き時間ができたときに、今どんなコンペがあったかなというのが一目瞭然となります。
(*タスクの内容は、private sharingになってしまうかもしれないので、念のためぼかしを入れています。)
それぞれの列の下には、2週間で各コンペで試してみたいモデルや、思いついた特徴量のアイデアなどを記載しておきます。
この際、fkubotaさんの「Kaggle日記という戦い方」を参考にして記録しているKaggle日記を活用しています。Kaggle日記に記録していたモデルや特徴量のアイデアを、いつ実施するかを転記しています。
4.右ページの使い方➁(スケジュール設定)
次に右ページのスケジュール設定です。
各日付のTopic欄には、その日の目標を設定します。
スケジュールには、左ページで記載した各日付にやってみようと思っていた事項を、具体的な時間にはめ込みます。
時間へのはめ込みは、あらかじめ予定として設定するときもあれば、当日空き時間ができたら埋めるときもあります。
スケジュールを埋めるときに気を付けているのは、まずは、本業や、家族との予定などをあらかじめ埋めておくことです。
これは当たり前のことなのですが、意外と忘れがちで、ついついコンペで時間を溶かしてしまうので、当日急に空き時間ができたときも、スケジュールに書いて時間を決めてから取り組むようにしています。
5.まとめ
私は、すべてデジタルで管理というところまで到達できてないので、デジタルの検索性や書き換えの容易さを享受しつつ、「ypad」という既製品を使ってアナログで俯瞰的なスケジュール管理・タスク管理を実施しています。
デジタルにはデジタルの良さ、アナログにはアナログの良さがあるので、一概にどちらが良いということはなく、うまく併用できています。
皆さんのご参考になれれば幸いです。
【過去記事】
G検定、E資格の取得から、これまでに取り組んできた道のりは以下にまとめております。何かのご参考にしていただければ幸いです。