俺人〜OREGIN〜俺、バカだから人工知能に代わりに頑張ってもらうまでのお話

このブログでは人工知能(AI)の多角的な側面を深く掘り下げ、その理論と実践の両面を探求していきます。データから知見を引き出す手法の解説に加え、AIが社会に与える影響や、健全な発展に向けたガバナンスの重要性にも焦点を当てます。視覚情報や言語情報、その他の多様なデータを活用した予測モデルの構築を通じて、AIがどのように現実世界の問題解決に貢献できるかを調査・発信していきたいと思います。

UbuntuへのObsidian導入と最初のノート作成:手順はGeminiに聞きました

今回は、日々増え続ける情報を整理し、知識として体系化していくためのツールとして話題の「Obsidian」に注目し、自身のUbuntu環境へ導入してみました。

手順は、Gemini に聞いた通りに実行しただけです。便利な世の中になりました。

全体の流れ

このガイドでは、Ubuntu環境にノートアプリObsidianを導入し、実際に最初のノートを作成するまでの一連の手順を解説します。具体的には、以下の流れで進めていきます。

  1. Obsidianの公式サイトからLinux版(AppImage形式)をダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルに実行権限を付与し、Obsidianを起動します。
  3. Obsidianの初回起動時に表示されるダイアログで、ノートを保存する「保管庫(Vault)」を作成します。
  4. 保管庫の作成が完了したら、Obsidianのメイン画面で新しいノートを作成し、自由に内容を記述します。

各ステップで詳細な手順と補足事項を説明していきます。

導入プロセス

今回は、Ubuntu環境においてシステムの他の部分への影響が少なく、管理が容易なAppImage形式での導入を選択しました。以下のステップに沿って、着実に作業を進めました。

ステップ1:Obsidian AppImageのダウンロード

1-1. 公式サイトへのアクセス

まず、Webブラウザを起動し、Obsidianの公式サイトにあるダウンロードページにアクセスします。

obsidian.md

1-2. Linux版の選択

ダウンロードページが表示されると、Windows, macOS, Linuxといった各オペレーティングシステム用のダウンロードリンクが提示されます。ここで、「Linux」のセクションまで画面をスクロールします。

1-3. AppImageのダウンロード

Linuxセクションには、「Snap」「Flatpak」「AppImage」といった複数のインストール形式が存在します。今回は「AppImage」をクリックします。これにより、`Obsidian-x.x.x.AppImage` という形式のファイルが、ブラウザで指定されているダウンロードフォルダ(通常は `~/Downloads`)に保存されます。


ステップ2:ファイルの準備と実行

2-1. ファイルへの実行権限の付与

ダウンロードが完了したら、保存されたファイルを任意のフォルダに移動させます。(今回は`~/Obsidian`ディレクトリに移動させました。)

ダウンロードしたAppImageファイルは、そのままではプログラムとして実行できませんので、ファイルに実行権限を付与する必要があります。ターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。

cd ~/Obsidian

(注: ダウンロードしたファイルを移動させたフォルダを指定してください。)

chmod u+x Obsidian-*.AppImage

(注: `*` はワイルドカードです。Obsidianのバージョン番号が何であっても、フォルダ内にある`Obsidian-`で始まる`.AppImage`ファイルにマッチします。)

2-2. Obsidianの起動

実行権限を付与したら、いよいよObsidianを起動します。ターミナルで以下のコマンドを入力するか、ファイルマネージャーからファイルをダブルクリックして実行します。

./Obsidian-*.AppImage

ステップ3:保管庫(Vault)のセットアップ

初回起動時、Obsidianはノートや設定を保存するための「保管庫(Vault)」をどこに作成するかを尋ねてきます。これは、知識を格納するデータベースの土台となるフォルダです。

3-1. 新規保管庫の作成

その後、「Create new vault」の行に表示されている「Create」ボタンをクリックします。

「Vault name」に「MyKnowledgeBase」のような任意の名前を入力し、「Location」行に表示されている「Browse」ボタンをクリックして保管庫を保存したい場所(例:`~/Documents/Obsidian`)を指定します。そして、「Create」ボタンをクリックします。

「Welcome」画面が表示されObsidianが使えるようになりました!

ステップ4:最初のノートを作成し、記録する

保管庫の作成が完了すると、Obsidianのメインウィンドウが開きます。これで、知識を記録し、体系化していく準備が整いました。

4-1. 新規ノートの作成

左側のファイルエクスプローラーパネルにある「New note」(紙とペンのアイコン)をクリックするか、キーボードショートカット `Ctrl+N` を押して、最初のノートを作成します。

4-2. ノートへの記録

作成されたノートの「Untitled」となっているファイル名部分を「今日の学び」などに変更し、エディタ領域に内容を書き込みます。ObsidianはMarkdown記法をサポートしています。例えば、`#` を使うと見出しを、`-` を使うと箇条書きリストを簡単に作成できます。

# 2025年6月29日の学び

- Obsidianのインストールを完了した。
- AppImageとファイルパーミッションについて理解を深めた。
- これから、日々の学びをここに記録していく。

おわりに

今回、Gemini手順を確認してそのとおり実行することで、Ubuntu環境へのObsidian導入と、最初のノート作成までを無事に完了できました。

ツールはあくまで思考を補助するものですが、新しい環境を構築して使用できるようにする、そのプロセス自体が、モチベーション向上につながりました。このツールを使って、学びを継続していきたいと思います。